現在の状況

福井県の放射能分析

 福井県や原子力事業者は、施設周辺の土や雨水、海水や海底土、農作物や魚介類などを定期的に採取し、それらに含まれる放射性物質の量を測定し、環境の安全を確認しています。


環境モニタリングの概要



 福井県原子力環境監視センターの福井分析管理室では、採取した試料に含まれる僅かな放射能を分析しています。このため、試料から放射性物質だけを取り出す化学的な処理を行ったり、ゲルマニウム半導体検出器などの精密な測定機器を使って測定を行っています。

  • 福井分析管理室の画像

    福井分析管理室

  • ゲルマニウム半導体検出器の画像

    ゲルマニウム半導体検出器


 これまでの調査では、過去に行われた核実験などによって生成され、現在も環境中に残っている放射性物質や原子力発電所から管理された上で放出された放射性物質を雨水や海底土などから検出した例がありますが、非常に低いレベルであり、環境の安全に影響のないことを確認しています。


  • サンプル採取(地上)

  • サンプル採取(海上)

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