━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 福井県原子力環境監視センター ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ・空間放射線量率は、降雨・降雪の影響により上昇することがあります。これは、空気中に存在する天然放射 性物質が降雨・降雪とともに地面に溜まり放射線を放出するためです。 また、積雪時は雪が地面からの放射線を遮蔽する働きをするため、空間放射線量率が低下します。 ・空間放射線量率は、夜から朝方にかけて上昇することがあります。これは、大気が安定した場合によくみら れる現象で、空気中の天然放射性物質の濃度が高くなることによる自然変動です。 ・冬場は、雷による制動放射線の影響で、空間放射線量率が一時的に上昇することがあります。 制動放射線:荷電粒子が物質中で急速にブレーキをかけられて大きな速度変化を受けるような場合に、荷 電粒子がもっている運動エネルギーの一部を電磁波<X線>として放出するものをいう。 ・測定データは、測定器やデータ処理計算機の保守点検時において欠測になることがあります。なお、この時 のデータは「調整中」で表示されます。.